オンラインインタビューで注意すべき34のチェックリスト

2021年08月27日

オンラインインタビューで注意すべき34のチェックリスト

「自社製品の販売戦略を立てるため消費者にインタビューをしたいが、はじめての取り組みで抑えておくべきポイントが分からない。」

事業会社様と商談をする中でオンラインインタビューに取り組まれる企業様が増えてきており、また抱えている課題も共通していると感じました。
そこで、オンラインインタビューを実施する前に抑えておきたいポイントをセルフチェックできる形で制作いたしました。

「セルフチェックリスト」は、これまで多くのネットリサーチを実施してきた当社に蓄積されたノウハウを34項目にまとめたものです。
このチェックリストに従ってすべてクリアすれば、初めての方でも失敗のない調査ができるかと思います。

ご依頼前に事前にご準備いただくことで、貴社の現状を把握するためにお役立てください。
オンラインインタビュー実施前のセルフチェックリスト ダウンロードはこちら▶

調査企画・設計

調査企画・設計

 

何よりも重要なことは、調査の目的を決めることです。
インタビューを通して、何を明らかにすることがゴールなのかを定めておきましょう。

また現状抱えている課題を明確にして、仮説を構築してから「誰に・何を・どのように」聞くと有益な情報が得られるかを考えておく必要があります。
予め決められた設問に回答してもらうアンケートとは異なり、場の状況に応じて深堀りができる点もインタビュー特有のメリットと言えるでしょう。

調査企画・設計チェックリスト

□ 貴社のビジネス課題が明確になっている

□ インタビューを実施する目的が明確になっている

□ データ分析の目的(何を分析したいか)が明確になっている

□ 調査の目的に沿った質問項目で作成されている

□ インタビューしたいターゲットが明確になっている

□ インタビューデータを元にしたアウトプットが明確になっている

□ 結果を踏まえたマーケティング施策が考えられている

□ 次のアクションに間に合うスケジュールになっている

□ 調査費用(単発or年間の予算)を決めている

 

インタビュー参加者

調査票

 

インタビューの企画設計が完了したら、誰にインタビューをするのかを決めます。

性別・年齢・都道府県などのデモグラフィック以外に「週に3日以上お酒を飲む」「世帯年収1,000万円以上」など希望の人物像がある場合には、アンケートでスクリーニング調査を行い対象者を選定する必要があります。

インタビュー参加者チェックリスト

□ 1回の調査につき、最低でも3人にインタビューを行う

□ ターゲット条件を、極端に稀有な条件にしていない

□ 調査結果に偏りの生じない参加者を選定する

□ パソコン、スマホやタブレットなどのデバイスで参加することを考慮している

□ インターネット利用者が参加者であることを考慮している

 

インタビュー事前準備

アンケートデータ回収

 

当日のインタビューを滞りなく進行するために、インタビュー環境の整備(通信速度・カメラ・騒音対策等)や質問項目の整理(必ず質問するもの、できれば質問したいもの)など事前に準備しておく必要があります。

 

インタビュー事前準備チェックリスト

□ インタビュー中に雑音や妨げが入らない環境を準備する

□ 音声や画面に遅延が発生しない通信環境を準備する

□ 落ち着いた雰囲気の背景画像を設定する

□ コミュニケーション・ファシリテーションスキルのあるモデレーターを準備する

□ 制限時間内に収まる分量の質問項目を準備している

□ 質問が二重質問になっていないことを確認する

□ 調査票作成者の意図的な調査項目になっていないことを確認する

□ 質問項目が回答者にとって分かりやすいものになっていることを確認する

□ 質問項目が回答者にとって負担の少ない分量で収められているを確認する

□ 回答者にとって心理的負担の少ない質問項目で設計されていることを確認する

インタビュー当日

アンケートデータ回収

 

インタビューは当日までの事前準備が大切ですが、当日にも気をつけるべきポイントはあります。

基本的にはインタビュー参加者は初対面の方になると思いますので、本題に入る前にアイスブレイクを行うなど緊張を和らげる必要があるでしょう。見落としがちな落とし穴もあるため、事前に目を通しておきましょう。

インタビュー当日チェックリスト

□ インタビュアーは身だしなみを整える

□ 録画を断られた場合を想定し、可能であればバックグラウンドに議事録係を用意する

□ 参加者が話しやすい空気を作る(アイスブレイク)

□ 参加者に録音/録画/撮影の許可を取る

□ 自己紹介を行う

□ 全体の流れや終了予定時刻を改めてお伝えする

□ 参加者が回答しやすい質問から始める

□ 曖昧な表現や専門用語の多用をしない

□ 回答に詰まった場合、インタビュアーが助け船を出す

□ 参加者に対しては相槌を打つ

まとめ

当社は市場調査・マーケティングリサーチを実施される企業様を支援する会社です。
よろしければ当社のサービスについてもご覧いただければ幸いです。

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