プレスリリース

デジタルマーケティング施策の効果を測定・分析できるリサーチパネル 「Cloud Panel for Audience Tracking」を提供開始 ~広告効果測定ツールやDMPなどマーケティングツールと順次連携~

2015年05月26日

 GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役: 細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、「JAPAN(ジャパン) Cloud(クラウド) Panel(パネル)(*1)」において、デジタルマーケティング施策の効果を測定・分析できるリサーチパネル(*2)「Cloud(クラウド) Panel(パネル) for(フォー) Audience(オーディエンス) Tracking(トラッキング)」(以下、CPAT(シーパット))を新たに構築し、本日2015年5月26日(火)より提供開始いたしました。
 「CPAT」は、デジタルマーケティング施策の効果をより深く測定・分析し、広告効果の最大化に活用できるパネルです。
 まずは、株式会社ロックオン(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長: 岩田 進 以下、ロックオン)のマーケティングプラットフォーム「アドエビス」と連携し、同社より「アドエビス リサーチ」として企業向けに提供開始いたしました。
 また、今後はGMOアドパートナーズ株式会社ならびにGMO NIKKO株式会社が提供する「GMOプライベートDMP」との連携を視野に開発を進めてまいります。



(*1) 「JAPAN Cloud Panel」は、インターネット調査サービス「GMOリサーチ・クラウド・パネル」における、日本国内に特化した消費者パネルの総称。
(*2)パネルとは、モニターの集合体。モニターとは、アンケート協力の承諾を得ている会員一人ひとりのこと。
(*3)DMPとは、Data Management Platform(データマネジメントプラットフォーム)の略称で、インターネット上に蓄積されるビッグデータや自社が保有する顧客データなどを一元管理・分析し、広告配信やマーケティングなどの最適化を実現するプラットフォームのこと。





【背景と概要】
 現在、デジタルマーケティングは、インターネット広告技術の飛躍的な進歩に伴い高度化しています。特にDMPを導入し、自社で保有するユーザーの年齢、性別、Web行動履歴などのデータを広告配信に有効活用したり、インターネットマーケティングに有効活用する企業も増えてきました。こうしたデジタルマーケティングの普及にともなって、施策結果を把握するため広告効果測定ツールに対するニーズも高まっています。
 一方、インターネットを使ったアンケート調査サービスを提供するGMOリサーチにおいても、広告の効果測定ツールから抽出されたデータ(CTR(*4)・CVR(*5)・Webサイト流入経路)と、アンケート調査で把握できる「認知度・興味度・購入意向・競合比較」などの指標を掛けあわせ、より深くデジタルマーケティング施策の効果を分析したいというニーズが寄せられておりました。
 そこでこの度GMOリサーチは、約550万人の消費者パネルである「JAPAN Cloud Panel」において、他社の広告効果測定ツールやDMPなどのマーケティングツールと連携し、デジタルマーケティングの効果を測定・分析できるリサーチパネル「CPAT」を構築いたしました。「CPAT」では、「JAPAN Cloud Panel」のうち約35万人のモニター情報を活用することが可能です。
 まずは第一弾として、ロックオンのマーケティングプラットフォーム「アドエビス」との連携を本日より開始し、同社の「アドエビス リサーチ」をご利用の方向けに提供開始いたしました。



今後もGMOリサーチは、「GMOプライベートDMP」との連携をはじめ、「CPAT」においてさまざまなマーケティングツールとの連携を拡大し、デジタルマーケティング効果の最大化を支援してまいります。
(*4)CTRとは、Click Through Rateの略称で、広告が表示された際にクリックされた割合のこと。
(*5)CVRとは、Conversion Rateの略称で、広告がユーザーにクリックされた回数のうち、それがサイトの目標とされる購入や会員登録などの成果(コンバージョン)に結びついた割合のこと。



【「CPAT」とマーケティングツールの連携について】
 「CPAT」を利用することで、この度連携を開始した「アドエビス」をはじめ、連携先の広告効果測定ツールやDMPが取得したCookie情報(Webサイトのアクセス履歴、ログインIDなどのユーザー情報)をもとに、Webサイトを訪問したユーザーおよびインターネット広告への接触/非接触者を割り出し、「CPAT」のモニター情報と紐付けることができます。これにより、以下のようなデジタルマーケティング施策の効果測定・分析を行うことができ、広告効果の最大化にお役立ていただけます。
 なお、「CPAT」をご利用いただくためには、連携マーケテイングツールをお申し込みいただく必要があります。



■特徴1:Webサイト訪問者や広告接触者の属性を分析
「CPAT」モニター情報から、Webサイト訪問者や広告接触者のデモグラフィック属性(年齢・性別・居住地域・職業など)を割り出すことができます。例えば、流入元別に「媒体A経由では男性の訪問者が多く、SNS広告経由では女性の訪問者が多い」といった分析も行えるので、コンバージョンの拡大に活用できます。



■特徴2:「Webサイトの離脱理由」など、アンケートによる追跡調査で詳細に広告効果を測定
 紐付けられた「CPAT」モニターの中から希望対象者を抽出することで、広告接触後商品を購入しなかった人へWebサイトの離脱理由を尋ねたり、閲覧した広告別にクリエイティブの認知度や満足度を尋ねたりといった、アンケートによる追跡調査を行うことが可能です。
 希望対象者を細かくセグメント化できるので、ニーズに応じて「認知度・興味度・購入意向・競合比較」といった回答データを収集し、広告効果を詳細に測定できます。





<「CPAT」利用概要>
■ご利用方法
「CPAT」のご利用には、別途、連携先で提供されるサービスをお申し込みいただく必要があります。
<連携マーケティングツール>
「アドエビス リサーチ」 URL:http://www.ebis.ne.jp/research/



■ご利用料金
個別にお見積りとなります。詳細は下記よりロックオンへお問い合わせください。
TEL:06-4795-7500 
お問い合わせフォーム:http://www.lockon.co.jp/contact/



<「CPAT」のアウトプットイメージ>



※上記はオプションのアウトプットイメージで、今後変更される可能性があります。また、データ納品のみの対応も可能です。



【GMOリサーチ株式会社について】
 GMOリサーチは、従来通りの市場調査手法はもちろん、MROCやアイトラッキング、スキャナマインドなど、最先端の技術と手法を駆使した市場調査サービスを提供しております。現在、アジア14カ国で約1400万人の消費者にインターネットリサーチが可能な「ASIA(アジア) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」を利用したインターネットリサーチの他、マーケターの調査をサポートするDIY型インターネットリサーチツール「GMO Market(マーケット) Observer(オブザーバー)」を2014年より提供開始いたしました。
 アジア最大規模の調査対象者とDIY型インターネットリサーチツール2つのサービスを通じて、当社はアジアの生活者のニーズを世界中の企業にご提供し、更なるインターネットリサーチの発展に貢献してまいります。



【参考URL】
■「アドエビス」 URL:http://www.ebis.ne.jp/
■「アドエビス リサーチ」 URL:http://www.ebis.ne.jp/research/
■「ASIA Cloud Panel」 URL:http://www.gmo-research.jp/acp
■「GMO Market Observer」 URL:http://www.gmo-research.jp/rsp


以上


<報道関係お問い合わせ先>
◆GMOリサーチ株式会社 サービス・プロデュース本部 白鳥
TEL:03-5962-0037(代表) 
E-mail:pr@gmo-research.jp



◆GMOインターネット株式会社 
グループ広報・IR部 細田・石井・島田
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611 
E-mail:pr@gmo.jp



<「CPAT」に関するお問い合わせ先>
◆GMOリサーチ株式会社 コンサルティング営業部
TEL:03-5459-5565(直通)