プレスリリース

中国合弁会社設立に関するお知らせ~中国インターネット調査サービス市場の拡大を牽引する、中国No.1サービスを目指します~

2013年01月15日

 GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(代表取締役社長:細川慎一  以下、GMOリサーチ)は、北京零点遠景網絡科技有限公司(本社:中国北京、董事長:張軍  以下、E-lab社)と、2013年4月を目処に中国上海市に合弁会社「(上海)技慕驛動市場調査有限責任公司」(予定)を設立することを決定しましたので、お知らせいたします。
 GMOリサーチは、E-lab社と共同で「(上海)技慕驛動市場調査有限責任公司」を通じ、中国国内においてインターネット調査サービスを提供いたします。


【合弁会社設立の背景および趣旨】
 現在、中国の調査市場規模は、約1,000億円で、2008年〜2011年の期間で年間平均約10%の市場拡大が継続しています。そのうちの半分がインターネット調査市場の拡大によるものであり、また潜在的な市場規模の大きさから、中国のインターネット調査市場は、今後、急速に拡大していくことが予測されます*1。
 そのような中GMOリサーチは、中国国内に160万人のモニター会員を有する調査パネル「China Cloud Panel™」を日本同様の厳格な品質管理基準で運営しており、中国および日本の調査会社・コンサルティング会社などの企業へ向けて中国市場のインターネット調査サービスを提供し、非常に高い評価と信頼を得ています。
一方、中国の調査市場における大手調査会社であるE-lab社は、中国国内の調査市場において、インターネット調査手法を主流に改変するべく、ソーシャルメディアリサーチなどの新しい調査手法を用いたサービス提供に努めています。
 この度GMOリサーチは、中国国内のインターネット調査で課題となっている調査パネルの品質向上を解決し、インターネット調査市場のより一層の拡大を牽引するべく、E-lab社と合弁会社を設立することといたしました。
 新会社では、GMOリサーチの持つ日本における調査プロセスやパネル品質管理手法、ビジネスモデル、運営管理手法、「ChinaCloudPanel」システムを提供することで、日本同様に高品質なサービス提供を可能にいたします。これにE-lab社の持つ中国国内における営業手法、マーケティング手法、会社運営手法等を合わせることで、中国・香港におけるインターネット調査No1.を目指します。

*1:ESOMAR「Global Market Research 2012」  (URL:http://rwconnect.esomar.org/2012/09/13/a-world-of-difference-esomar-global-market-research-2012/


【新会社の今後の見通し】
 「(上海)技慕驛動市場調査有限責任公司」は、2013年4月を目処に設立し、正式に営業を開始する予定です。また、今後の中国マーケットの拡大に合わせて、3年後には中国におけるインターネット調査サービスで実施案件数No.1を目指します。


【新会社の概要】
(1)商号(予定)
  中国語表記:
  日本語表記:(上海)技慕驛動市場調査有限責任公司(ギボエキドウシジョウチョウサユウゲンコウシ)
  英語表記:GMO E-Lab Marketing Research (Shanghai) CO,LTD.
(2)代表者
  董事長  細川 慎一(Shinichi Hosokawa)
  総経理  周逸君 (Allen Chow)
(3)本店所在地
  中国上海市淮海中路755号1907室
(4) 設立年月日
  2013年4月(予定)
(5) 主な事業内容
  インターネットリサーチ事業
(6) 資本金
  1,500,000人民元
(7) 決算期
  12月末日
(8) 株主構成
  GMO Research Pte. Ltd   60%
  北京零点遠景網絡科技有限公司     40%