プレスリリース

効率よく、低コストでのアンケート調査ができる「GMOリサーチ・クラウド・パネル」提供開始~第一弾は中国から~

2012年01月31日

 GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(代表取締役:細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、本日2012年1月31日(火)より、中国でアンケート調査ができる「チャイナ・クラウド・パネル(China Cloud Panel)」の提供を開始いたします。  これは、当社が開発を進める、各国で効率よく、低価格でアンケート調査が実施できる「GMOリサーチ・クラウド・パネル(GMO Research Cloud Panel)」の第一弾リリースとなります。


【「GMOリサーチ・クラウド・パネル」開発背景】
 近年、日本企業のさらなる国際化とアジア圏への進出が相次いでいることから、アジアを中心とした海外調査の依頼が多くなっています。GMOリサーチでは、これまでも世界41カ国の調査に対応した「infoQ Global Network」を用いて海外調査サービスを提供しておりますが、お客様から調査依頼をいただき、その都度「infoQ Global Network」に属するそれぞれの調査パネルで、アンケート調査に必要な属性モニターの検索・抽出、調査を手配しなければならず、時間とコスト負担が大きくなっていました。
 このような背景からGMOリサーチでは、より効率よく低コストで、海外でのアンケート調査ができる仕組み(マルチ調査パネル)を導入した、世界各国の調査プラットフォームサービス「GMOリサーチ・クラウド・パネル」を開発するにいたりました。


【「GMOリサーチ・クラウド・パネル」について】
 「GMOリサーチ・クラウド・パネル」はクラウド型で連携しているため、複数の調査パネルでありながら、あたかも1つの調査パネルかのようにアンケート調査に必要な属性モニターの検索・抽出が可能です。加えて、アンケート回収の可否、実際のアンケート配信までもワンストップで実施できます。「GMOリサーチ・クラウド・パネル」は、本日開始する中国に続いて、ベトナムなど今後市場が拡大するアジア諸国を中心に順次展開する予定です。


【今回開始する「チャイナ・クラウド・パネル」について】

特徴1.調査実施のオペレーションは日本で実施可能
ミスが発生しやすいアンケートの回収可否判断や配信設定、回収管理などを、日本基準の品質管理のもと、お客様向けポータルサイト「myGMOR」から設定することができます。お客様はすべて日本語で簡単に中国の調査パネルに対してアンケート調査を実施することができます。

特徴2.アンケート回収数の予測が精緻に可能!
  海外でのアンケート調査の実施にはおいては、アンケート回収数の予測がつかず、調査の実施に躊躇しがちですが、海外調査第一弾の「チャイナ・クラウド・パネル」では、日本の調査パネルの品質管理基準と同様に、中国でも会員1人ひとりの過去の回答実績に基づいたシミュレーションから導かれる、精度の高い正確なアンケート回収数の予測が可能です。

特徴3.GMOリサーチ特有の詳細な属性を保持!
 GMOリサーチでは独自の品質基準に基づき、調査依頼主からの高い要求に耐えうる厳格な品質管理体制のもとで調査パネルを管理・運営しています。定期的な属性調査の実施により、性別や年齢、居住地域などの基本的な属性から、職業や業種、嗜好品の利用状況、所有家電製品に至るまで、新鮮かつ複数の属性を保持しています。これによりお客様が求める属性の会員へのピンポイントな調査を可能にする他、お客様の調査にかかる時間やコストの大幅な削減が見込めます。今回開始する、「チャイナ・クラウド・パネル」には、insightCN(インサイト・チャイナ)社が運営する大手アンケートサイトの万言网(Wanyan(ワンヤン))から厳選されたアクティブな会員14万人による調査パネルが参加しています。


【「チャイナ・クラウド・パネル」でのアンケート調査の価格例】
要件:15問、100サンプル、該当サンプル出現率30%の場合:約100,000円~
※上記価格には画面作成費用、謝礼を含むパネル利用料、システムホスティング費用が含まれています。
なお、翻訳費用は含まれておりません。
※為替の状況によって価格が変動する可能性がございます。
GMOリサーチは、日本国内の調査パネルのみならず、中国国内でもさらに「GMOリサーチ・クラウド・パネル」への参加企業を募り、中国最大のマルチ調査パネルの構築を目指してまいります。同時に、アジアを中心に各国のマルチ調査パネルを追加し、マルチ調査パネルのプラットフォームとして拡大させて参ります。


【参考URL】
GMOリサーチ株式会社:http://www.gmo-research.jp/