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「ASIA Cloud Panel」が インターネット調査業界最大級の調査パネルプラットフォームと連携 ~「ASIA Cloud Panel」を活用した欧米リサーチャーのアジア向け調査を支援~

2015年08月06日

 GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(代表取締役:細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、スウェーデン・ストックフォルムに本社を置くCint(シント)と業務提携し、Cintが提供する調査パネルプラットフォーム(*1)「Opinion(オピニオン)HUB(ハブ)」と、アジアの消費者パネル「Asia(アジア) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」との連携を2015年6月1日に開始いたしました。
 「OpinionHUB」は欧米を中心としたリサーチャーに支持されているインターネット調査業界最大級の調査パネルです。この度の連携により、欧米圏からアジア地域に向けた調査を効率的に行うことができるので、調査案件の更なる拡大も期待できます。
(*1)調査パネルとは、アンケート協力の承諾を得ているモニター会員たちの集合体のこと。
調査パネルプラットフォームとは、複数の調査パネルからクラウド上でアンケート調査に必要な属性モニターの検索・抽出ができるシステムのこと。




【概要】
 GMOリサーチが提供する「ASIA Cloud Panel」は、アジア各国・地域を対象にインターネット調査が実施できる消費者パネルです。現地サービスや調査会社が保有するパネルとの連携も推進しており、現在アジア13カ国・約1,700万人の消費者に対して調査が可能となっております。
 この度GMOリサーチは、アジア圏以外からもアジアの消費者向けにインターネット調査を効率的に行える環境を用意することで、欧米エリアからのアジア諸国への潜在的な調査ニーズを掘り起こせると考え、Cintと業務提携いたしました。本提携により、Cintの調査パネルプラットフォーム「OpinionHUB」とGMOリサーチの「ASIA Cloud Panel」が連携し、各種DIY型調査ツールを利用するリサーチャーは「OpinionHUB」を経由して「ASIA Cloud Panel」のモニター約300万人へ調査を実施可能となりました。
 今後GMOリサーチは、日本国内リサーチャーの欧米向け調査の効率化を図るべく、Cintとの連携を拡大してまいります。



<「OpinionHUB」における「ASIA Cloud Panel」の活用について>
 今回の連携では、リサーチャーが「OpinionHUB」のプラットフォームを利用する際、GMOリサーチが提示する「ASIA Cloud Panel」利用料を参照して発注できる「プライベート・プライシング」という仕組みが適用されています。
 従来では、調査会社の担当者を介して見積もりを発注し、その見積金額や回収できる対象者の状況についての返答を待った上で調査を依頼する必要がありましたが、「プライベート・プライシング」の導入により、「OpinionHUB」にアクセスするだけで希望対象者の抽出と見積もり金額の確認を即座に行えるので、調査プロジェクトの設計から配信までをシームレスに実行することが可能です。これにより、調査の立案から実施、集計までにかかる期間を短縮でき、マーケティング施策やサービス改善の判断を迅速に行うことが可能となります。



■「Opinion Hub」を利用した効率化の実例
 米・サーベイモンキー社のオンラインDIY調査ツール「SurveyMonkey(サーベイモンキー)」が、クライアントからの依頼で実施した日本人向けの調査においても、「OpinionHUB」の「プライベート・プライシング」による調査の効率化が実現しています。希望対象者数に応じたパネル利用料を即時に「OpinionHUB」上で確認できることから、200サンプルが必要な出現率7%のインターネット調査にもかかわらず、たった1通のメール送信と「OpinionHUB」上で5分間の設定を行っただけで、12時間後にはGMOリサーチの日本人消費者パネル「JAPAN Cloud Panel」から200回答を収集し、「Survey Monkey」上の集計ツールで集計結果を取得することができました。



【Cintについて】
 グローバルテクノロジーソリューション会社のCintは、出版社、メディア、市場調査会社、非営利団体等、800社以上の異なるパネル(アンケート回答者)から構成される、60カ国1,500万人以上の消費者オピニオンへのアクセスを提供しています。Cintが提供するオンラインパネルプラットフォーム「OpinionHUB」は、透明性の高い「インサイトを得るためのマーケットプレイス」として、世界各地からの調査が常時行われています。Cintはスウェーデン・ストックフォルムに本社を置き、現在欧州、北米、アジア太平洋の主要都市に拠点を設けています。



【GMOリサーチ株式会社について】
 GMOリサーチは、従来通りの市場調査手法はもちろん、MROCやアイトラッキング、スキャナマインドなど、最先端の技術と手法を駆使した市場調査サービスを提供しております。現在、アジア13カ国で約1,700万人の消費者にインターネットリサーチが可能な「ASIA(アジア) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」を利用したインターネットリサーチのほか、マーケターの調査をサポートするDIY型インターネットリサーチツール「GMO Market(マーケット) Observer(オブザーバー)」を提供しております。
 アジア最大規模の調査対象者とDIY型インターネットリサーチツール2つのサービスを通じて、当社はアジアの生活者のニーズを世界中の企業にご提供し、更なるインターネットリサーチの発展に貢献してまいります。



【参考URL】
■「ASIA Cloud Panel」 URL:http://www.gmo-research.jp/acp
■「GMO Market Observer」 URL:http://www.gmo-research.jp/rsp
■「Cint」 URL:http://www.cint.com/
■「opinionHUB」 URL:http://www.cint.com/opinionhub/
■「SurveyMonkey」 URL:https://jp.surveymonkey.com/

以上


<報道関係お問い合わせ先>
◆GMOリサーチ株式会社 マーケティング部 担当 白鳥
TEL:03-5962-0037(代表) 
E-mail:pr@gmo-research.jp



◆GMOインターネット株式会社 
グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611 
E-mail:pr@gmo.jp