実際の調査結果から認められる中国でのインターネット調査の高い再現性-その2

3.「生活の不安や悩み」「諸外国に対する好感度」など態度や考えに関する設問への回答傾向について

図6「生活の不安や悩み」のリサーチ結果 ①

図6「生活の不安や悩み」のリサーチ結果 ①


図6「生活の不安や悩み」のリサーチ結果 ②

図6「生活の不安や悩み」のリサーチ結果 ②


図7「諸外国の高感度」のリサーチ結果 グループ1

図7「諸外国の高感度」のリサーチ結果 グループ1


図7「諸外国の高感度」のリサーチ結果 グループ2

図7「諸外国の高感度」のリサーチ結果 グループ2


なお、今回、再現性を得るのに難しいと言われている態度や考えに関する設問も加えて調査を実施してみましたが、グループ1とグループ2の間に回答結果に大きな違いは認められませんでした。

「調査結果の再現性」は、同じ調査を繰り返し実施する際に、同じ手順を繰り返すことができるか、得られたデータ結果は誰が見ても同じ理解ができるかであると説明しましたが、今回の中国で実施されたインターネット調査は、中国パネルの「再現性」の高さをある程度証明できたのではないかと考えられます。




中国でのインターネット調査の今後の課題は量的な拡大

しかしながら、1回の調査結果で「再現性」をすべて判断することなく、今後も継続して中国パネルの品質の安定性を確認していく必要があることは言うまでもありませんが、中国のインターネット調査の成立要件は質的な面でかなり整ってきたと言えそうです。

品質という要件が整いつつある現在、中国インターネット調査の今後の課題を考えた時、日本で実施されている「出現率の低い」人たちを対象にした調査を容易に行えるようなパネル規模の拡大をどうやって実現していくかがポイントとなってくるでしょう。





取材協力:GMOクリエイターズネットワーク株式会社

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